猫の外傷について
今回ご紹介するのは外傷を負ってしまった猫ちゃんに対して手術を行った症例です。
傷の画像が出ますので苦手な方はご遠慮ください。
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猫の外傷に対して手術で整復した症例
症例は6歳の去勢雄の雑種猫です。
自宅から脱走をして17日後に保護され、腹部に外傷を負ってきました。 脱走していたので、なぜこのような外傷を負ったのかは不明でした。
外傷の治療には、傷口をそのまま湿潤環境にして、治癒を促していくやり方と手術によって整復する方法があります。 飼い主様とご相談し、今回は手術によって治す治療を行いました。
手術後は順調に回復していき、傷はきれいになっていきました。
今回の症例の外傷は脱走をしたことが原因です。
脱走は、外傷だけではなく、外で暮らしている他の猫ちゃんと関わることで感染症になるリスクもあります。
また、未去勢オスの猫ちゃんは脱走するリスクが増えると言われています。
もしご自宅の猫ちゃんに去勢手術を受けさせようか悩まれている場合は当院までご相談ください。
執筆担当:院長 渦巻浩輔